「自転車で駅に行きますか?」
Do you go to the station by bicycle?
「いえ、歩いて駅に行きます。」
No, I don’t I walk to the station.
この2つの文中学英語。いざ会話するときには迷う。
まず、質問。
「Do you go to the station by bicycle?」
これには2つの要点がある。
“Do” か “Did” どっちを使うのか?今駅に行っているのではなくて、過去の経験を聞いている?なら過去形?Did?。
正解は、(日々の)習慣を聞いているので現在形 「Do」。現在形という日本語にまどわされるが、現在形は日々の習慣について話したり、聞くときに使うことが多い。「いつもどうしてる?」「普段はこうしている」このニュアンス。
「the station」。いつも悩ましい冠詞。この会話はお互いに知っている「あの駅」を意味する。そのため”the”になる。”a”にすると、どこのstationでもよくなる。いつも行っている駅でなく、駅という概念のみを指す。
英会話で間違えても大丈夫と思うかもしれない。けれども普段から冠詞は意識しないと、なかなか身につかないからきちんと理解する方がいい。思いつきで”a”・”the”とネイティブの方は言っていない。”the”を使うときはその後ろに「of 〜」が省略されていると理解するといい。今回は、”the station (of getting on a train everyday)”のようなニュアンスになるだろう。
答えの文。
No, I don’t I walk to the station.
違う動詞で答えるのがポイント。ついつい、goで聞かれているのでgoで答えたくなる。もちろんそれでも良いけれど、シンプルなのは「walk」の動詞を使う。日本語で「歩いていく」と考えるとwarkの動詞が出にくい。「いや歩くよ」言うニュアンスを英語のまま頭にイメージできると楽だろう。
goを使うなら、No, I don’t I go to the station on foot.
このとき、on footの表現に慣れていることが大切。ついつい、質問の前置詞 「by」 をそのまま使わないだろうか?。自分はそのまま「by」を使った。「 by warking 」この表現は間違っていて、ネイティブ外国人には不思議な言い回しに聞こえて理解してもらえない。
footなので地面に接触して歩いて行く、だから「on」の前置詞を使う。また余談だが、go for a walk は、歩くために行く、つまり、「散歩しに行く」となる。手段として歩いて行くとはかなり違う意味になる。
前置詞の使い分けで大きく意味が変わる。意識して覚えていくことも大切と感じた。