中学・高校時代

一番苦手科目だった。

落第点(赤点)をよくもらった。それほどひどかった。

言い訳だが、中学一年4月入学2週間後に、風疹をひいてしまい、2週間学校に行けなかった。その後、出席したら、全ての授業が別世界だった。とくに英語は何が何やら。アルファベットをA,B,C….と練習していたのに、How are you ? I fine thank you, and you ?と、挨拶とはいえ、センテンスになっていた。これで、出鼻をくじいた。まさかと思われるかもしれないが、自分は取り戻せない遅れだった。英語を避けたい、テスト悪くてもいいや、苦手になってしまった。

中高一貫校だったため、高校入試を受けていない。そのため、英語は点数が悪いままだった。模試でもひどかった。余計に苦手になっていった。正直、英語を勉強してもまったくおもしろくない。

暗記暗記暗記、単語を暗記と思っても、興味が無いから覚えない。悪循環。

 高校の時は勉強楽しくなかった。

高校時代、塾で英語の授業を受けていたが、できの悪い生徒だった。

なかでも、凄く怖い先生が2人いた。若い先生(大学生)は、本物の賢い人だった。どうして、あんなに英語ができるのか不思議だった。自分があまりに勉強しなかった(できなかった)ため、何度か教科書を投げつけられたこともある。良い思い出。もう1人、40代の先生は、留学経験があり、発音が綺麗で、文法も完璧な人だった。レベルの高すぎる授業だった。出席だけしていた。ところが、「おまえは、英語の勉強をすれば、かなり英語ができるようになる。」その先生が自分にそう言うのだ。

「勉強したらできるようになるのはわかるが、勉強がとくに英語の勉強が苦手なので、勉強がはかどらない」と思っていたら、そうじゃない、違う意味だと言うのだ。おまえは、「意外といろいろな事を知っている、広い知識と理解をもっている。知識のバックグラウンドがあるから、英語ができれば、かなり英語ができる。」。

当時は、「そう言われても、英語できないし、勉強も苦手だし。」と思うばかりだった。20年たった今、言われた意味がやっと分かった。「手段としての英語を学び身につければ、知識があるから、知識を伝える英語の文章、会話がのびるだろう。」ということらしい。

これは、今、強く感じている、「英語力があれば、もっと話せるし理解できる、コミュニケーションがもっと楽しくなると」。


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